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【キャリア】日系大手SI・ITコンサルが辿るキャリアパスをモデル化して解説

2026年6月27日

仕事のキャリアにおいて、今後どういう道を辿るかを最近よく考えるようになった。

サラリーマンってどんな一生を送るのかを超分かりやすく言語化しつつ、記事にした。

俺の場合は日系大手SI → ITコンサルなので、そのキャリアパスを実体験ベースでモデル化しつつ、解説していきたい。

世の中のエンジニアやそれ以外のサラリーマンにとっても、どのような心境変化で一生を終えるかをイメージできるようにしておけば、今後の人生設計にも役立つことがあると思うので、ぜひ最後まで読んでほしい。

目次

サラリーマンとは、「40年間、社畜性を高く保ち続けられるかのゲーム」である

サラリーマンって、いかに40年間、社畜性高く生きられるかを競うゲームである、というのが以下のYouTube(コンサルTV)でも語られている。
(超面白かったので、参考にさせて頂いた)

動画タイトル

知能労働の極みと言われる戦略コンサルの業務も、純粋な知的レベルとしてはMARCH程度の頭があれば十分なものがほとんどだ

こんな明言がYouTube内でも語られているが、社会人経験を積むとほんとに共感しかない。

ほとんどの仕事は、特別な天才性よりも、愚直に時間と労力を投下し続けられるかどうかで結果が変わる。

営業然り、社内政治然り、資料作成然りで、「有能か無能か」を決める最大の要因は、地頭ではなく社畜性の高さだ。

そして核心を付いているのが、サラリーマンという生き物は、ほぼ全員が時間をかけて社畜性を失っていく。

入社時点では、多くの人が「頑張るぞ」という気持ちを持って入ってくる。
ところが、理不尽な評価・非効率な組織・努力が報われないと感じる体験が積み重なるうちに、少しずつ熱量と組織への忠誠心が削られていく。

サラリーマンとは、この40年間の社畜性を如何にして高く保ち続けられるかのゲームである、というのはまさにその通りだと身を持って感じている。

ちなみに俺の場合は、ITエンジニアとしてキャリアを積んできたので、技術的なスキルが知的労働に該当するかと言われると微妙。

エンジニアはどちらかというと職人寄りだと思っているけど、結局はそのスキルも業務を遂行するための道具に過ぎないので、最終的に社畜性に行き着く、というのが結論かもしれない。

4 Personalities 限界サラリーマンマップで分類される4タイプの人間

サラリーマンは大きくエネルギー量 × 社畜性の2軸で4タイプに分類できる、というお話。

それを表現したマトリックスが以下の図だ。

  • ソルジャー:エネルギーも社畜性も高い。会社のために全力で働き、出世レースを走り続ける
  • オペレーター:エネルギーは高くないが、会社の指示を真面目にこなし続ける。コツコツ型。長く生き残ることに長けている
  • 革命家:エネルギーは高いが、会社の論理に納得できない。理不尽に声を上げたり、独立・転職に向かうことが多い
  • 無能(ゆるポジ):エネルギーも社畜性も低い。最低限の仕事をして、そこそこの給料をもらえれば良いというスタンス。使えない人。

入社時点では、ほぼ全員がソルジャーに近い状態でスタートする。問題は、このマップ上の位置が年次とともに分かりやすく変化していくことだ。

そして、日系大手SIもITコンサルも、この4タイプにおいて、どういう推移を辿っていくかを俺の実体験ベースで解説していく。

日系大手SI時代のタイプ推移

日系大手SI時代での俺の例を参考にすると、タイプの推移は以下のとおり。

ソルジャー → 無能(ゆるポジ)→ 革命家

入社したてのタイミングでは、みんなまだ目がキラキラしているので、大体まず、「ソルジャー」、または「オペレーター」のどちらかに分類されるパターンが多いんじゃないかと思う。

最初はソルジャー

俺の場合も例外なく、最初は(オペレーター寄りの)ソルジャーだった。

早く開発に携わりたくて、周りの役に立てるよう、やる気にも満ちていた。(そんな時代もあったことに懐かしさを感じる)

わずか数年で無能に転落

あるあるだけど、最初はやる気があっても、日系大手SIのようなJTC企業では、部署ガチャやプロジェクトガチャによって、理不尽な人事異動がよく起きる。

俺の場合、4年目からはプロジェクトが赤字続きで解散し、開発業務とは全く関係のない部署に飛ばされることで一瞬にしてやる気を失い、無能ポジに転落した。

その経緯は以下の記事でも語っている。

【完全ロードマップ】貯金ゼロの新卒が35歳で資産1億円を達成するまでの全ステップ

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革命家に闇堕ち

そのあと、内部のチーム移動を重ねてインフラの開発業務に行き着くものの、JTC特有の年功序列の評価制度で実質の降格を果たし、見事に革命家に闇堕ちする。

このまま会社に残り続けるメリットを一切見出せず、内部転職・外部転職に全力を注ぐという、あるあるパターンで日系企業でのキャリアは幕を閉じた。

外資ITコンサル時代のタイプ推移

タイプの推移は以下のとおり。

ソルジャー → オペレーター → 革命家

ソルジャーに返り咲き

外資のITコンサルに転職(8年目)してからは、再びソルジャーに返り咲く。

目のキラキラも復活し、新しい環境で不安を感じながらもバリバリ開発に携わって一発奮起してやろうと息巻いていた。

一瞬でオペレーターへ転落

転職して1年目は、慣れないクライアントとのやりとりもこなしつつ、必死で食らいついていたが、炎上プロジェクト & ディレクター陣の現場を顧みない「何でも案件やります・並行します」スタイルで徐々にメンタルが疲弊していき、一瞬でオペレーターに転落した。

2年目からは途中でマネージャーにプロモーションし、炎上プロジェクトにも残り続けている現状だが、それも結局はディレクター陣から見たらパフォーマンスの高い(案件を安定してデリバリーしてくれる)便利な歯車を手元に残しておきたいだけに過ぎない。

再び革命家に闇堕ち

残業は常に80h付近で、終わりなきブラック環境が続いてるので、体力・社畜性が続くはずもなく、今はこの理不尽に立ち向かうために再び革命家に移行している。

(革命家としての具体的な行動は、育休による強制プロジェクト脱出、その後の退職計画だが、これはまた別の機会に記事にしたい)

余談だけど、コンサルって自分の保身しか考えない人も多くて、上へのアピール合戦もすごいし、人間性のある人は少なくとも俺の周りには本当に少ない。

誰のおかげで今の自分があるのかを客観的に考えるべきだし、チーム内のメンバーには最大限のリスペクトを持って接することを常に心掛けるべきなんだけど、ガツガツしてるコンサルにおいて、そんな出来た人間は少ないのが現実である。

どのルートが最適かを考える

どのルートが正解かは人によって違う。

じゃあどうするかって話なんだけど、最終的に残される選択肢は結局は以下の4つしかないと思っている。

① ソルジャーとして走り続ける

体力と社畜性をギリギリまで燃やし、パートナーや役員まで登り詰める道。

ただし、同期100人のうち1人いるかどうかの確率だ。「そこに残れる可能性がある」と本気で思えるなら選んでいい。だが「なんとなく続けている」だけなら、消耗するだけで終わる。

② 戦略的にオペレーターに移行する

出世レースからは降りる。

でも安定した仕事をコスパよくこなして、長く稼ぎ続ける。実はこのルートが一番「サラリーマンとして賢い」という意見もある。

無理に社畜性を維持しようとせず、自分のエネルギーを意図的に管理するスタイル。

③ 無能ポジで居座り続ける

これも立派な選択肢だ。

出世レースには参加しない。激務にも耐えない。でも会社は辞めない。

実際、多くの人間がこのタイプに一番帰結すると思っている。

最低限の仕事をこなして、そこそこの給料と手厚い福利厚生を受け取り続ける——というポジションを意図的に取るという戦略。

日本の大企業では、よほどのことがない限りクビにならない。
その構造を逆手に取って、「会社にしがみついたまま、エネルギーを温存する」という生き方は、合理性という観点では理にかなっている面もある。

ただし、これが機能するのは大企業・日系企業に限った話だ。

外資コンサルのようにUp or Outの文化がある環境では、成果を出せないポジションに居座り続けることはほぼできない。

JTC時代において、周りには明らかにこのポジションを戦略的に取っている先輩が何人もいた。残業はしない、新しいことも覚えない、でも定時に来て定時に帰り、20年以上同じ部署にいる。

はたから見れば、「使えない人」に映るかもしれないが、本人からすれば、「会社に搾取されずに稼ぐ」ことに最適化した結果だ。

④ 別の道を探す

独立、起業、または今多くの人が目指している「FIRE」の道だ。

社畜性という土俵から降りて、別のフィールドで自分の時間とエネルギーをコントロールする。

もちろんリスクはある。
でも、「50代まで健康で社畜性を維持しながら働き続けるリスク」と、どちらが怖いかという話でもある。

まとめ: 高い社畜性は維持できない

実体験ベースでサラリーマンが辿るキャリアをモデル化して解説してみた。

人間のエネルギーには限りがある。

ソルジャーで戦い続けられる人が最終的には役員まで上り詰めると思うし、それが出来る人は突き進めばいい。

ただ、多くの人にとって、ソルジャーで居続けることは不可能
社畜性を維持しつつ、会社のために人生の全てを注ぐような生き方を選んだ先の未来なんて想像したくもない。

少なくとも俺には無理。

今も残業は月80時間前後を行き来していて、正直このペースで50代まで走り続けるイメージは一切湧かない。

ただ一つ言えるのは、なんとなくで走り続けていると人生のリカバリが手遅れになるから、自分がどこを目指しているのかを一度ちゃんと考えるきっかけにしてもらえたら嬉しい。

俺の場合、現時点で資産1億を達成していて、「サイドFIRE」を目指してはいるものの、まだまだ下準備中。

社畜性を維持できない、労働意欲も下がっているとなると、やっぱり「別の道を探す」に最終的には行き着いた。
収入の柱を複数持ちながら、会社への依存度を少しずつ下げていく、そんな生き方を探していきたい。

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